メンテナンスと保管

そんなに神経質になることはないですが、末永く楽しむために、フルートをていねいに扱いましょう。

水分を拭き取る

インディアンフルートを吹いていると、息に含まれる水分が結露して水がたまります。
吹口が切り落としになっているフルートであれば、楽器屋でリコーダーの掃除棒を買ってきて、これにガーゼを巻きつけて、吹口から挿入してフルートの内側を拭くことができます。フルートの内側にはバードの下あたりに仕切があって、棒はそれより前に行きません。よほどのばか力でないと仕切を壊すことはないと思いますが、仕切を壊さないように内側の水分を拭き取ってください。仕切の反対側-指穴のある側-はほとんど結露しませんから、内側を拭かなくても大丈夫です。

保管する

表面に傷が付かないように布でくるむとよいです。直射日光の当たらない室内に保管してください。人が生活している部屋なら温度・湿度とも問題ないと思います。私はフルートを毛糸の襟巻きでくるんでリビングのテーブルに転がしています、今のところ大丈夫です。

暑いところ寒いところに持ち出すなら

笛、フルートのキャリングバッグ

インディアンフルートは自然の素材を使っているので、急激な温度差や極端な暑さ、寒さにさらすと変形したり割れたりすると言われています。心配なら厚手の布でできた袋にフルートを入れて持ち運ぶとよいです。うーんどうでしょう。私は何回か、真冬の夜の公園でフルートを吹きましたが大丈夫でした。(吹き終えたらすぐに水分を吹いて、厚手の布袋に収納するよう注意はしましたが。)厚手の布袋は何でもいいです。一応、世界楽器てみる屋でも専用のキャリングバックをご用意しています。よろしければご利用ください。
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