小型中世バグパイプ
バグパイプは革バッグにリード笛を取りつけた楽器です。切れ目なく鳴りつづける伴奏音とにょろにょろしたメロディーは一度聞いたら忘れられません。
» 小型中世バグパイプを吹いてみました。(1本ドローン)
品番 | 品名 | 価格 |
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BGPIP001 | 2本ドローン | |
BGPIP002 | 1本ドローン | |
BGPBK001 | 楽譜集★1 | |
BGPRD001 | 換えリード(チャンター用、葦) | |
BGPRD004 | 換えリード(チャンター用、プラ) | |
BGPRD002 | 換えリード(長ドローン用) | |
BGPRD003 | 換えリード(短ドローン用) | |
BGPBB001 | 換えブロウパイプ・バルブ | |
BGPCP001 | 保護キャップ(チャンター用) | |
BGPCP002 | 保護キャップ(長ドローン用) | |
BGPCP003 | 保護キャップ(短ドローン用) | |
CKGRS001 | コルクグリス | |
BWAX001 | 蜜蝋ワックス10ml |
(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
消費税10%- キー: ソプラノCキー
- 音域: 1オクターブ+1音
- 材質: バッグは牛革、パイプはエルスベー材
- サイズ: バッグ36cm×25cm、バスドローン管43cm、チャンター管30cm
- 重量: 1ドローンタイプ460g、2ドローンタイプ540g
- 付属品: 的確な取扱説明書、ジョイント部の替糸、チューニング蝋
- ★1: 『Spielmanns Notenbuch第一巻』、A4版、98頁
バグパイプ(バッグパイプ)は革バッグにオーボエのようなリード笛を取りつけた楽器です。吹口から息を吹きこんでバッグをふくらませて、脇でバッグを締めつけて空気を送りだし笛を鳴らします。指穴のあるチャンター管と背中からはえているドローン管が織りなす独特な音色は一度聞いたら忘れられません。だれでも音と形を見れば聞けばああ知っているという、ちょー有名な民族楽器です。
バグパイプは、スコットランドのタータンチェックも美しいハイランドパイプが有名でしょうか。マニアックなところではアイルランドのイーリアンパイプやスペインのガリシアンガイタなど。
小型中世バグパイプについて
小型中世バグパイプは中世古城の壁画に描かれたバグパイプを復元したものです。音の高さも運指もソプラノリコーダーと同じなので、小学校の音楽の成績が5だった人ならすぐに上達するでしょう。バグパイプの中では音量が小さいほうなので、リコーダーやオカリナ、ギターやピアノなどと合奏できます。
申し訳ありません、「この楽器はリコーダーやオカリナ、ギターやピアノなどと合奏できます。」と書きましたが、バグパイプは音程が変わりやすい楽器で、一年の寒暖を通じてバグパイプをコンサートピッチに調律するためにはある程度の知識と経験が必要です。初心者の方は、まずバグパイプ単体で基礎練習やリード調整の経験をつまれてから、合奏にトライされることをお勧めいたします。私自身もバグパイプを自在にコンサートピッチに調律する方法について勉強中です。
(2010/4/7現在)
ドローン管について
ドローン管はバッグの背中からはえている長い管のことで、バグパイプの演奏中に同じ高さの伴奏音を切れ目なく鳴らしつづける役目を持っています。
1ドローンタイプのバグパイプにはドローン管が1本ついていて、メロディー管の一オクターブ下のCの音を鳴らします。これが基本構成で、バグパイプのにょろにょろ感を十分に堪能できます。
2ドローンタイプのバグパイプにはドローン管が2本ついています。
長い方のドローン管がCの音を鳴らします、これは1ドローンタイプのドローン管と同じものです。そして短い方のドローン管が長さを調節することによってGまたはFの音を鳴らすことができます。
同時に鳴らすと2ドローンならではの分厚いサウンドを楽しむことができます。
あるいはドローン管を1本だけ鳴らしたい場合は、使わないドローン管の先端に栓をします。曲によって伴奏音はCがよかったり、GやFだけの方がしっくりくることがあるので、1本だけ鳴らす機会も多いでしょう。
製作: バグパイプ工房そのだ (ドイツ、日本人だが修業先のドイツで工房を持った)