ポケットサックス (Xaphoon Pocket Sax)
この単純な楽器からこれほどの音がっ!?
サックスの音がする笛です。
XPSAX001:ポケットサックス本体のみ
←試すだけならコレでもOK
★ ポケットサックス本体には最初からリードが付いているので、本体のみ購入しても問題なく演奏できる…が。巷で入手できるリードはポケットサックスには厚すぎて、くもった音になる。ネットの評価でよく見かける『サックスと似ても似つかない』『パッとしない音』というのは、何よりもリードが合ってないのが原因。できれば専用のリードを試してほしい。
(「郵便で配達」なら400円引き、他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
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サックスの音がする玩具の笛
ボディーにはプラスチックのクラリネットと同じABS樹脂を採用。上品に黒光りする外観からは、それが丹念かつ精巧に成型されたであろうことが伺えます…ったって、どう見ても指穴をあけただけ。正直がっかり、ですか?だまされたと思って手にとってみてください。これがえっらい本格的な音がするのです。
甘くささやくエモーショナルな低音から高らかに歌うビビッドな高音まで。ポケットサックスは小学校の縦笛を吹く要領で、誰でも手軽にリード楽器の音色を楽しめます。その名のとおり、はっとするほどサックスによく似た音色を聴かせることもあります。「この単純な楽器からこれほどの音がっ!?」というのがポケットサックス最大の魅力です。
20世紀の終わりに、ハワイのマウイ島に住むサックス演奏者ブライアンが、近所の子どもたちのために玩具の竹笛を作ったのが始まりです。
「サックスの音がする”クール”な竹笛」の噂はハワイ全島に広まり、やがてアメリカに、そして世界中に広まりました。
ポケットサックスはオリジナルの竹笛―バンブーサックス―を元にリデザインしたプラスチック製の楽器です。つまり大量生産品…と言ってしまうと安っぽい印象ですが、音色はドライで都会的で華やか。”サックス”と呼ぶなら、こちらの方が完成度が高いと言えるでしょう。
休日のアウトドア・レクリエーションに
真夏のビーチにはだんぜんポケットサックスが似合います。ポケットサックスの力強い音色は潮騒にも負けず存分に自己主張します。サーフィンの波を待つひとときに、砂浜でBBQを楽しんだ後で、ポケットサックスがあればより楽しい休日になるでしょう。
ポケットサックスは頑丈で耐水です。軽くて小さいので鞄に入れてどこでも持ち歩けます。旅のお供にもってこいです。見知らぬ街の広場で大道芸人たちにまざっていっしょにセッション…なんてのも海外ではよく見る光景です。もちろんいつもの公園や川縁で演奏してもいい感じです。ふだんはすれちがう人から声をかけられたりして、新しい出会いがあるかもしれません。
ストリートでステージで
ポケットサックスはコンサートピッチにかっちり調律されています。音域は完全2オクターブで半音も大丈夫、なんだって吹けます。ピアノやギターと共演しても恥ずかしくない立派な音色ですから、ストリートだってステージだってしっかりこなします。
たとえば…オカリナのコンサートの中ほどでポケットサックスを1曲披露すれば、観客のよい気分転換になるのではありませんか。
リード楽器にチャレンジ
リコーダーやオカリナなど、既に笛を演奏している人にこそポケットサックスをお勧めします。ポケットサックスの操作性は本物のサックスよりもむしろ、縦笛に近いのかもしれません。私はぜんぜん違和感ありませんでした、最初からぷーぷー遊べました。
そろそろリード楽器に手を出してみたい。サックスなんておもしろそうだけど、でも本格的なピカピカのサックスはなんだか大げさで気恥ずかしい…ポケットサックスならお手ごろ価格ですぐに始めることができます。鞄に入れて、どこでも好きなときに演奏を楽しめます。
音階と運指について
ポケットサックスの音階と運指は以下の通りです。
指穴を下から順にあけていくとそのままドレミファソラシド…になります。(シの指使いだけが変。)
半音を含めた2オクターブぜんぶの運指は付属の説明書(日本語訳)をご覧ください。付属の説明書は誰が書いたのか、力作です。ポケットサックスの使い方をわかりやすく説明しています。隅々まで読んであげてください。それと私が演奏していて気がついたことをブログにまとめています。少しでも参考になればいいです。
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上手に吹くコツ
ポケットサックスを上手に吹くコツは「本物のサックスの真似をして吹くこと」。これに尽きます。
そもそもサックスのあの独特の音色は、サックス本来の音色というより、演奏者があんな風に吹いているからあんな音色なのです。マニアックな話になりますが、パソコン音楽をやったことがある人なら、パソコンに楽譜を打ち込み自動演奏させたサックスの音が聞けたものではない…それどころかサックスの音にすら聞こえなかった、という経験があるはずです。
サックスは、ただ音を鳴らすだけではダメなのです。
サックス演奏者はサックスを大きな音で吹いたり小さな音で吹いたり、音をずり上げたり、う゛ーと声を混ぜたり。いろんなことをします。そうしてはじめてあのサックス独特の音色になるのです。
ポケットサックスをくわえて、本物のサックスの真似をして吹きます。たとえば物真似上手なお笑い芸人が、有名な歌手をそっくりに真似て演歌を歌ったりするのを見たことがあるでしょう。あんな感じです。
真似をするためにはよく観察する必要があります。
(この人のように演奏したいっ)というミュージシャンを決めて、その人のCDを繰り返し聞いて、そっくりに真似します。最初は友だちが聞いて笑い転げるくらい、大げさに真似をするといいです。バカバカしいほどそっくりに真似して演奏できるなら、きちんとまじめに演奏することだって、できるってことでしょう?