サムファン・カリンバ
親指でバネをはじいて鳴らします。かわいい音がします。
Fキー五音階を弾いてみました(適当に)↓
Fキー五音階を弾いてみました(自作のネックレスを付けて)↓
Fキードレミ音階を弾いてみました(ジュピターの冒頭)↓
(「郵便で配達」なら400円引き、他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
消費税10%もともとはアフリカの民族楽器です
両手で持って親指で鋼鉄のバネ(弁)をはじくと、ぽろんぽろんとピアノのようなオルゴールのような音がします。素朴な構造のわりには案外きれいな音色。胴体の横にあいているトレモロ穴を指でぱたぱた開閉すると、音がふわふわとゆれて幻想的な雰囲気になります。
ふつうのカリンバより弾きやすい工夫
このカリンバ、見ればキーの並びが変わっていますね。
これってふつうのカリンバのように低い音から高い音までずらっとキーを並べるのでなく、オクターブ毎に2段になるように並べています。ドの音とオクターブ上のドの音、レの音とオクターブ上のレの音…が揃って並んでいるので、分かりやすいというか覚えやすいというか、とにかく弾きやすいです。
またキーとキーの間に隙間があるので、間違って隣のキーも一緒に弾いてしまう、ということがありません。これもこのカリンバの弾きやすさになっています。
とにかく、ふつうのカリンバよりも弾きやすいカリンバです。
ぜひ手に取って実感してください。
Fキー五音階のカリンバについて
このトカゲマークのカリンバは、楽器というより、音の玩具です。
ふつうの楽器のように「きちんと曲を覚えてみんなの前で演奏発表しなければならない」というようなことはありません。
日常の中にふと訪れる、なにもすることのない手持ちぶさたな時間…そんなときにぽろぽろ遊んであげてください。
このトカゲマークのカリンバは”ドレミソラ”の五音階に調律してあります。五音階というのは、適当に弾いてもなんだか曲っぽく聞こえるという、ありがたい音階です。他の楽器ができない人でも楽譜が読めなくても、タイミングよく弁をはじくだけで、なんだか曲を弾いているように聞こえてしまいます。
TVゲームの音ゲーが上手な人なら、すぐにコツを掴んでぽろぽろ遊べると思いますよ。要はリズム感、タイミングがすべての楽器なのです。指がすべっても構わず弾きつづける…そんな度胸がいちばん大切だったりします。
お友だちとみんなでカリンバで合奏するとかなり楽しいです。
みんなで弾いているのですから、一人でそんなにがんばらなくても、同じ弁をぽーんぽーんと繰りかえし弾いているだけでも楽しいです。
- 金属弁の本数: 16本
- 調: Fキー(ヘ長調)の五音階
- 音域: 2オクターブ+3音
- 材質: 台はヒョウタン、板はメイプル(白)またはブラックウォルナット(茶)
- サイズ: 17cm×17cm×11cm (自然のヒョウタンを使うので個体差がある)
- 重量: 250g (自然のヒョウタンを使うので個体差がある)
Fキードレミ音階のカリンバについて
カエルのカリンバは「せっかく楽器なんだから曲を弾いてみたい」という人向けです。
ドレミファソラシドの音が全部そろっているので、いろんな曲を演奏できます。
『ジュピター』 や 『いつも何度でも』 など、みんなの知っている曲を伴奏付きで演奏すればりっぱな宴会芸になります。私は以前、二胡と組んで喜多郎の 『シルクロード』 を演奏したことがあります。カリンバが伴奏で二胡がメロディー、なかなか様になっていましたよ。
曲を覚えて弾くにはそれなりの練習が必要です。「新しいことなんてぜんぜん覚えたくもない。今すぐ楽しくなきゃ嫌だ。」というに人は、手に取ってすぐに遊べるFキー五音階がお勧めです。
半音がないので、半音が出てくる曲―グリーンスリーブス、スカボローフェアetc―は弾けません。ドレミファソラシドだけでもたくさんの曲が弾けますが、「えっ、これが?」という曲が弾けなかったりします。「どんな曲でも弾きたい。そのためならがんばって練習する。」という人には、夢弦工房のハンドオルゴール・クロマチックがお勧めです。
- 金属弁の本数: 20本
- 調: Fキー(ヘ長調)のドレミファソラシド
- 音域: 2オクターブ+3音
- 材質: 台はヒョウタン、板はメイプル(白)またはブラックウォルナット(茶)
- サイズ: 19cm×19cm×9cm (自然のヒョウタンを使うので個体差がある)
- 重量: 334g (自然のヒョウタンを使うので個体差がある)
ピックアップ付について
茶色のカリンバはピックアップマイク内蔵です。
標準プラグを差して、アンプ・スピーカーで鳴らすことができます。ピックアップマイクはカリンバの音だけを拾います。騒がしい場所でもクリアな音を聞かせることができます。
どんな玩具楽器でも、達人が演奏すればすごいことになります。これはプロがライブ演奏する用。
カリンバとアンプ・スピーカーの間にエレキギターのエフェクターを挟んで、ぎゅいんぎゅいん鳴らすこともできます。近ごろ流行の轟音カリンバです。(コンゴトロニクス、とかいったと記憶します。)
!!! ネックレスを自作してみよう !!!
アジア雑貨店で買った首飾りをばらしてネックレスを自作してみました。
カリンバにかけて弾くとビーズがバネに触ってジージーと音を立てます。なんだか渚で波が砂を洗っている音みたい?
ビーズの大きさや材質によって音が変わります。アジア雑貨店や手芸店、日曜大工センターなどを探すと、面白い素材が見つかるでしょう。
自作のネックレスをを付けたときの音↓
製作元のサムファン・カリンバ工房について
サムファン・カリンバは北米オレゴン州にあるカリンバ工房です。
自前で栽培した大きなヒョウタンを素材にしてカリンバを製作しています。これまでの写真を見てもわかるとおり、丁寧で美しい造作です。ふだんの目の届かないところまで気配りができています。
美しいカリンバは世界中を探してもなかなか見つかりません。
カリンバは材料を吟味して正しく作れば、見かけはともかく、いい感じに鳴る物が出来てしまいます。(子どもが夏休みの工作課題で作ったりします。)だから「音が出るんだからいいだろう」というレベルのカリンバが世界中にあふれています。変な話、世界中で最も美しいカリンバを製作するのは日本なのですよ。(日本人の職人はなぜかみんな、美しいカリンバを製作します。)
サムファン・カリンバは、私が海外で見つけて、私が売りたいと思った初めてのカリンバです。
製作:サムファン・カリンバ工房(北米)