カメレオンのウッドサックス
いつも鞄の中にサックス!
ひょいと取り出してどこでも演奏を披露できちゃいますよ!
CMSAX001 C管
長さ:32cm、重さ:97g
全部の指穴を塞いだいちばん低い音がC。
★ 音の並びがソプラノリコーダと同じ。ソプラノリコーダやソプラノオカリナの楽譜を見ながら曲を覚えるのに使いやすい。
CMSAX002 Bb管
長さ:36cm、重さ:127g
全部の指穴を塞いだいちばん低い音がBb。
★ 音の並びがテナーサックスと同じ。テナーサックスやソプラノサックスの楽譜を見ながら曲を覚えるのに使いやすい。
TSXRD101 葦リード厚み1.50(5枚入)
2014/10/04現在このリードは日本では他の店では売っていません。(販売代理店が正式な製品として取り扱っていないため。)私もできるだけ在庫切れしないように気をつけておきますが、念のため数箱まとめ買いしておくと安全です。
ウッドサックス本体に付属しているのと同じリード。
これ以上はないというほど葦を薄く削ったリードで、少ない息で軽々と華やかな音が鳴る。カメレオン社はウッドサックスについて、これ以外のリードを使用した場合の品質保証をしていないので、ウッドサックスを演奏するならこのリードを使用するのが無難と言えば無難。
ただし実際にはほとんどの場合、下の樹脂製リードでも問題なく演奏できることが多い。葦リードは素人が雑に扱うとすぐに先割れして使えなくなってしまうので、丈夫な樹脂リードが使えるなら普段の練習はぜひ樹脂リードを使いたい。葦リードは人前で演奏する本番用。
TSXRD001 樹脂リード厚み1.50
※ 樹脂リードは1枚ずつ売りです。
樹脂製ではおそらくいちばん薄いリード
★ 薄いリードほどサックスらしい華やかな音だが、ピッチが不安定になる、強く吹いて鳴らす高音を出しにくい、という短所がある。通常は薄いリードを使用して、高い音を使う曲を演奏するときだけ厚めのリードに取り替える、という運用がよいかも。
TSXRD002 樹脂リード厚み1.75
かなり薄いリード。
★ 1.50のリードよりもピッチが安定していて高い音も出しやすい。問題なく華やかな音を出せるならこちらを使う方がよい。
樹脂製リードは扱いやすく丈夫なので初心者の練習用向きですが。
ウッドサックスは木材を削って手作りしている為、どうしても個体差があります。物によっては付属のリードと同じでないと鳴りにくい物もあるようです。自分のウッドサックスで樹脂製リードを使用するかどうかは、自己責任で判断してください。(メーカーが品質保証していないことを私は保証できまません。)
(「郵便で配達」なら400円引き、他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
消費税10%- 指穴の数: 9穴
- キー: CキーとBbキー
- 音域: 2オクターブ
- 材質: サクラ、あるいはカエデ
- 付属品: 説明書(英語版と日本語訳版)、保護キャップ、リガチャ、リード
手軽にサックス気分が味わえる
スイスのカメレオン社のウッドサックスです。
ソプラノリコーダほどの小さな笛ですが……これがなかなか本格的な音がするのです。”サックス”の名のとおり、ときにサックスと間違うような華やかな音を鳴らすこともあります。
音域は半音を含めて2オクターブ。
みんなが知っているポピュラーソングやスタンダードナンバーを、余裕で吹いてみせることができますよ。
リードはテナーサックスのリードを流用しています。
どこの楽器店でも売っている物ですから、安心です。クラリネットやオーボエのような可動パーツを持たないため、メンテナンスに神経質になる必要もありません。気安くリード楽器を楽しむことがでます。
世界中で作られている素朴なリード笛
この手の小さな笛は、世界中で似たような物が作られています。
ハワイのザフーン、日本のヒチリコ。カナダ、フランス、ニュージーランド。そしてスイスのカメレオン社のウッドサックス。最小限の機構しか持たない、原始的で素朴なリード楽器です。(ってもクラリネットやオーボエだって、中世時代はこんな代物でした。)
ピッチが今ひとつ不安定だったりして、本格的なステージ演奏やレコーディングには心許ないですが。メンテナンスに気を遣うこともなく手軽に楽しめるので、少しずつ人気が高まっています。
生活のあらゆるシーンで
とにかく小さくて軽い楽器です。
サックスはもちろん、クラリネットやオーボエと比べても小さて軽くて、そしてメンテナンスに気を遣う必要がありません。生活のあらゆるシーンで、気安く演奏を楽しめます。
どこへでも持ち歩けます。
買い物帰りに公園で一休み。そういえば鞄に入れっぱなしにしてたっけ?みたいなノリで取り出して、ちょいと一曲。犬の散歩に来ていた人から「おや、サックスかと思ったら。珍しい楽器ですね?」なんて話しかけられたりして、予期せぬコミュニケーションが花開いたり……なんてこともあるかもです。
別物の玩具だと割り切ってしまえば
ウッドサックスは、本物のサックスを演奏する人にもお勧めできます。
たとえば旅行したら、旅先でも大好きなサックスを吹きたいもの。かといって、重くてかさばるハードケースを抱えて荷物を増やすのは、ちょっとスマートだとは言いがたい。
小さくて軽いウッドサックスなら、鞄に放り込んで、いつでもどこでも演奏を楽しめます。本物のサックスとは別物の玩具なんだと割り切ってしまえば、実に遊べる楽器です。
自分だけのウッドサックス!
写真はお客さんのウッドサックスです。何だか雅楽の楽器みたい、なんと美しい!
友人の漆器職人に頼んで、ウッドサックスに漆を塗ってもらったそうです。
ウッドサックスの表面は特に塗装処理などしていませんから、こんな風にラッカーやウレタンで仕上げたり、ペイントしたりして、自分だけのオリジナルのウッドサックスにしてもいいですね。
»このウッドサックスを仕上げた漆器職人さんはこちら
本物のサックスは気恥ずかしい
TVやステージでサックスのソロ演奏。
かっこいいなあと憧れても、いざ自分が演奏するところを想像すると、ピカピカのごついサックスはなんだか仰々しくてちょっと気恥ずかしい。
そこまで目立たなくていいから、もっと控えめでいいから、それでいてしっかり人目を集めるようような……
そんな奥ゆかしい?あなたにも、ウッドサックスをお勧めします。
小さくて素朴な外観ながら意外に本格的な音色は、道行く人の目を引きつけることでしょう。ぜひぜひマスターして、YouTubeやストリートでデビューを飾ってください。
ステージのレパートリーに幅を
オカリナやケーナなど、他の笛を演奏する人にも、ウッドサックスをお勧めします。ウッドサックスがふつうの笛と違うのは、リードの部分だけ。そこさえ押さえてしまえば、後は難なく自由に演奏できるはず。ウッドサックスはあなたの即戦力として活躍してくれることでしょう。
ステージの間に一曲、余興としてまったく毛色の違う音色で演奏すれば、お客さんのいい気分転換になること間違いなしです。
本物のサックスの練習用にはNG
残念ながら、ウッドサックスは本物のサックスの練習用には使えません。
マウスピース――口でくわえるところの形が、本物のサックスとぜんぜん違います。運指も違います。
本物のサックスを練習したい人は、きちんと本物のサックスで練習してください。
……ってもここだけの話、
本当はマウスピースの形とか運指とか、ほんの些細な違いなんです。
サックス演奏の最終奥義は、
サックスを構えて、サックスの真似をして吹け。
これに尽きます。
(なにを言ってるのか分からない?まあ分かるようだったら、あなたはとっくにサックスを抱えてストリートデビューしてますし。)
サックスだからサックスの音がするのではありません。
サックスのように吹くからサックスの音がするのです。本来はクラリネットに近いはずのウッドサックスが、なんだかサックスを吹いてるみたいに聞こえるのは、まさにこれに因ります。
だから私としては、ウッドサックスで学んだことは、そのまま大部分が本物のサックスにも応用できると思ってるんですけどね。なんなのか些細な違いをことさら口うるさく強調したがる人がいるものですから。「ウッドサックスは本物のサックスの練習には使えない」と公言しておきます。
ウッドサックスの運指
ウッドサックスの運指は以下通りです。
(半音を含むすべての運指は付属の説明書(日本語訳)に載せてます。)
指穴をぜんぶ塞いだいちばん低い音から順にドレミファソラシド…になります。
製作:カメレオン・インストゥルメンツ社(スイス)