ワールドウィンズのインディアンフルート(販売終了)
竹で出来たインディアンフルートです。
ブロックを持たない、古い作りのフルートです。
lowD管を吹いてみました↓
E管を吹いてみました↓
F#管を吹いてみました↓
G管を吹いてみました↓
A管を吹いてみました↓
CLROD001: 掃除棒(ロング)
★ 布(私は包帯を使用)を巻きつけてフルートの内側についた水滴を拭くための棒。竹製や木製の笛は湿気を吸いすぎると変形したり割れたりするので、吹き終わったら内側を拭くとよい。
(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
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- 指穴の数: 5
- 音域:1オクターブ+1音
- 材質: 竹、革
- サイズ: 34.5cm~56.3cm(lowD管~A管)
- 重量: 79g~185g(lowD管~A管)
北米インディアンの笛
インディアンフルートは北米インディアンに伝わる笛です。
「なんだか尺八みたいな音」とよく指摘されるように、日本人には不思議になじみ深い懐かしい音色です。
今では日本に大手メーカーの販売代理店が出来て、実は日本中のどこの楽器店でも入手できるようになったインディアンフルートですが。本来はインディアンフルートは自分で手作りする楽器でした。
インディアンたちは身のまわりの色々な物を使ってフルートを自作しました。
北部の乾燥地域では手頃な木の枝を使いました。これが今のインディアンフルートの標準になっているわけですが。
南部の温暖湿潤な地域では竹や葦でフルートを作りました。そりゃもう青銅器や石器で木の枝をちまちま堀り抜くよりも、竹や葦をすぱんすぱんと切って使う方がずっと楽ちんですもの。
竹で出来た珍しい?フルート
ワールドウィンズ工房は北米で竹笛を製作・販売しています。インディアンフルートは通常は木で出来ていますから、北米ではちょっと珍しい?竹製のインディアンフルートです。
珍しいといえば、このフルートにはブロック(またはバード)と呼ばれるパーツがありません。幅の広い革ベルトを巻いてあるだけ。ブロックって…なくても鳴るのね。
これは、古い時代のインディアンフルートがこんな作りです。もっとずっと昔は、革ベルトすら巻いていなかったそうです。演奏するときは革ベルトの代わりに左手で覆って吹いたととか。それだと指穴を押さえることができるのは右手だけになってしまいますから、すごく限られたメロディしか吹けなかったことでしょう。
運指は以下の通りです。
ふつうにインディアンフルートです。オクターブ上のラより高い音は、物によって運指がばらついています。運指表の通りで上手くいかなかったら、開ける指穴を変えてみるなど、いろいろ試してみてください。
指穴をぜんぶ塞いだいちばん低い音は、強く吹くとキーキー鳴ります。凍えた手の平に息を吹きかける感じにほおーっと吹いてください。
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製作:ワールドウインズ・ミュージック(北米)