ソングバードのオカリナ

世界中のメーカーが製作したかっこいいオカリナたち。
忘れかけてた僕らの童心を呼び覚ます――中学二年生あたりの。

SNGBRD081
シネスセシア

価格: 28,546円(税,送料込)
テナーG、合計10穴。
ソングバード社の商品。

メロディにあわせて7色に光る未来的なオカリナ。音色や操作性はわりと普通。同封のクレドルの上に乗せて充電する。リチウム電池の寿命を延ばすために、普段は充電せずに練習して、人前で吹くときに充電するとよいだろう。(カラー小冊子:運指表と楽譜付)

SNGBRD071
ラヴバード

価格: 20,336円(税,送料込)
アルトD、合計10穴。
ソングバード社の商品。

2羽のハトが寄り添っている意匠。それぞれが大小のオカリナになっていて一人で合奏ができます。音階は左手がD,E,F#,G,A,B、右手がA,B,C#,D,E,F#、音域は左右合わせて「ドレミファソラシドレミ」の1オクターブ+2音
本体のみ、説明資料なし。

SNGBRD001
ミューズ

価格: 17,760円(税,送料込)
アルトF、10穴。
ソングバード社のフラグシップ商品。
ギリシア彫刻を思わせる品格あるレリーフだが、全体的に虫の蛹(さなぎ)っぽく見えるのがなんとも。明るい象牙色なので細かな斑点が気になるが、そこは目をつぶってほしい。操作性や音色は案外ふつう。今からオカリナを始める人にふつうに勧められる品。
(簡単な運指表と楽譜付)

SNGBRD002
ドラゴンツース

価格: 14,086円(税,送料込)
アルトC、12穴。
ソングバード社のフラグシップ商品。
”ドラゴンの牙”の名の通り、エッジの利いた鋭角な意匠。長く伸びた先端は右手小指で掴みやすいので、これはこれで合理的なデザイン。かっちりした音色。今からオカリナを始める人にふつうに勧められる品。
(簡単な運指表と楽譜付)

SNGBRD012
デュエットオカリナ・テナーG

価格: 24,670円(税,送料込)
テナーG、左右それぞれ5穴。
ソングバード社の製品。1人合奏するためのオカリナ。
大小の2つのオカリナを1つに合わせた形。左右のオカリナの音程はちょうど1オクターブ差。片方のオカリナの音域はそれぞれ1オクターブ+1音。他社のデュエットオカリナと比べていろいろ高スペックだが、扱いは難しい。
表面に漆が塗ってる、弱い人は使わないように。
(しっかりしたケース+簡単な運指表と楽譜付)

SNGBRD011
デュエットオカリナ・ソプラノC

価格: 20,241円(税,送料込)
ソプラノC、左右それぞれ5穴。
ソングバード社の製品。1人合奏するためのオカリナ。
上のテナーGの高音モデル。テナーGよりも二回りほど小型で、右手のオカリナはすごく小さい。指の大きな人は指穴が窮屈で押さえられないと思う。
表面に漆が塗ってる、弱い人は使わないように。
(しっかりしたケース+簡単な運指表と楽譜付)

SNGBRD022
ダブルオカリナ・アルトC

価格: 16,362円(税,送料込)
アルトC、18穴。
ソングバード社の製品。ふつうより音域の広いオカリナ。
大小の2つのオカリナを1つに合わせた形。ただし上のデュエットオカリナのように一人合奏するのでなく、広い音域を演奏するためのオカリナ。

プロデューサーはザック・シー。台湾フォカリンク社もまったく同じ商品を製作している。分離のよいかっちりした音色。今からオカリナを始める人はいっそダブルオカリナから入る選択肢もある。
表面に漆が塗ってる、弱い人は使わないように。
(簡単な運指表と楽譜付)

SNGBRD021
ダブルオカリナ・ソプラノG

価格: 12,444円(税,送料込)
ソプラノG、18穴。
ソングバード社の製品。ふつうより音域の広いオカリナ。
上のアルトCの高音モデル。小さくてどこでも持ち歩ける。価格も1万5千円台。取りあえず音域の広いオカリナで遊んでみたい人におあつらえ向き。

分離のよいかっちりした音色。今からオカリナを始める人はいっそダブルオカリナから入る選択肢もある。
表面に漆が塗ってる、弱い人は使わないように。
(簡単な運指表と楽譜付)

(「郵便で配達」なら400円引き、他の楽器やCDも買うと1,400円引き)

消費税10%

かっこいいは正義

どれもすごい形ですねえ。
手に取って眺めていると…いつも変わらぬ日々の繰り返しの中で忘れかけていた童心が目覚めそうですよ――具体的には中学二年生くらいの。

「この形に意味はあるの?」
何を言いますやら。かっこいいは正義。それが全て!偉い人にはそれが分からんのです。

ソングバード社って?

ソングバード社は北米のオカリナメーカーです。

ふつうに技術力の高い、至極まっとうなオカリナメーカーなのですが。

やたらと変わった形のオカリナを作りたがります。

ゼルダの伝説の青いオカリナなど作ってますよ、見たことありませんか?

そもそも閉じた容器に吹口を付けて指穴を開けると、何でもオカリナになります。取りあえず音が出さえすればいいというのであれば、容器の形はかなり自由が利きます。いくらでも変わった形のオカリナを作ることができます。想像力次第です。

ソングバード社は変わった形のオカリナの他に、きちんと演奏するためのオカリナも製作しています。

音域の広いダブルオカリナは、台湾の有名なオカリナブランド、フォカリンク社のとまったく同じ物です……いいんでしょうか?価格からしてOEMではなさそうです。フォカリンク社から技術者を引き抜いて、自社で製作させているのかもしれません。

見せびらかし用に

変わった形のオカリナというのは、もちろんきちんと演奏できますが。やっぱり出オチ勝負でしょう。

アマチュア演奏家としては、楽器の見た目のインパクトも実力のうちです。忘年会や結婚披露宴の出し物に。ふつうのオカリナを持って登場するよりも、客席のウケがよいはずです。

っとそれよりもYouTubeなどに投函する演奏動画で使うと、クローズアップで写るので、より映えるかもしれませんね。