新発売 ラヴドラム

ハート模様の切り込みを手で叩くとえもいわれぬ音色が……
ストリートで演奏ましょう、道行く人は釘付けです!

Vast-MinorPentaを叩いてみました↓

品番品名価格
RVDRM001Vast-MinorPenta
115,004円(税,送料込)
RVDRM002Vast-Pygmy
115,004円(税,送料込)
RVDRM003Vast-Integral
115,004円(税,送料込)
RVDRM004Vast-RUS
115,004円(税,送料込)

(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)

  • 調: モデルによる
  • 音域: 9音
  • 材質: 鋼鉄
  • サイズ: 直径50cm
  • 重量: 4.2kg
  • 付属品:なし

ストリートパフォーマンスの王者

UFOのような形のラヴドラムを膝の上に乗せて、ぐるりと並んだハート模様の切り込みを手で叩くと、えもいわれぬ美しい音色がします。

切り込みの大きさで音が変わるのですね。
このスタイリッシュ?な切り込みは、見た目の美しさだけでなく、複雑に振動して豊かな倍音を奏でます。上下パーツはしっかり密閉されていて、深みのある共鳴を実現しています。往年の名器ハングドラム★1 を意識した音色作り★2 です。

★1 往年の名器ハングドラム
2001年に、パンアート社は素手で叩くスチールパン――ハングドラムを発表しました。

前代未聞の新しい楽器。手軽に持ち運ぶことができて、どこでも演奏できる。両手でリズムを刻みながらフィーリングでメロディを奏でることができるハングドラムは、それまでステージでヴォーカルやリードの裏方だったパーカッショニストたちに、熱狂的に支持されました。ハングドラムを携えて表舞台に飛び出したパーカッショニストたちは、ストリートでステージで大活躍しました。

折しもYoTubeが広まりつつある時代で、世界中の街角でハングドラムを演奏する動画が、たくさん投函されました。

★2 意識した音作り
この仕組みのパーカッションにしては、という意味ですよ。ハングドラムはスチールパンの仲間で、ラヴドラムはタンドラムの仲間です。演奏の仕方はそっくりですが、発音原理がまったく異なります。同じ音を出せるわけがない。

従来のタンドラムはポーンという、学校のチャイムのような音色でしたが。ラヴドラムは切り込みの形を螺旋状にすることによって、倍音を増やして、スチールパンに近い音色を実現しています。

ハングドラムの音はハングドラムにしか出せません。
ハングドラムの名声は決して揺るぎません。

ぜひストリートで叩いてほしい

今更この熱狂を私が語る必要はあるのでしょうか?
YouTubeにたくさんの演奏動画があるとおり、世界中の街角で、ハングドラムやそれに続く類似のパーカッションが、多くのパーカッショニストによって演奏されています。

パーカッションはどうしてもその役割上、ヴォーカルやリードのバッキングばかりで、パーカッショニストはなかなかスポットライトを浴びることができません。ラヴドラムを抱えて、いまこそ表舞台に立つときです!

4種類の雰囲気の違うモデル

ラヴドラムには4種類のモデルがあります。
モデルによって全体の雰囲気が異なります。自分の好みや使用状況を考慮して、選んでください。

Minor Penta(G2)DFGA#CDFG
日本人に馴染みの深い五音階。演奏しやすく、安心して聞いていられます。反面、意外性がなくインパクトに欠ける面も。

Pygmy (G2)CDEbGBbCDF
全体的に五音階っぽい印象ですが、ふと雲の合間から日が顔を覗かせるような音が入ります。ここを如何に使うかがポイントになるでしょう。

Integral (A2)CEFGABCE
夢の中を漂っているような、とりとめのない不思議な雰囲気です。上の2つの音がナチュラルなのに対して、都会的な印象でもあります。おそらく扱いは難しい。きちんと考えて叩かないと、適当に叩くと、ぐじゃぐじゃになると思います。

RUS (A2)CEGABCDE
アイリッシュ音階。不完全ながらコード進行ができる。ソロプレイでなく、他のメロディ楽器や伴奏楽器と合わせて、既存の曲の伴奏するなどの用途に向いているでしょう。

叩くのでなく弾く楽器

ラヴドラムは繊細な楽器です。
手首より先で、指先で、ピアノを弾くように細やかに演奏してください。触れる位置でかなり音色が変わるので、研究する価値があります。

!!! 力任せに叩かないでください !!!
ジェンベや他の太鼓のように、腕を振りおろすようにバアアンと力いっぱい叩くと、多分歪みます。ステージやストリートで音量が足りないときは、無理をせず、マイクで音を拾いアンプ・スピーカで鳴らしましょう。

日頃から表面のケアを

この美しいラヴドラムは、表面になんの防錆加工もしていません。
メーカーでは表面を『FrogLube』で磨いて出荷していて、お客さんにも、演奏した後で、また週一で、ラヴドラムを磨くことを奨励しています。原産国のロシアならともかく……今や亜熱帯気候の日本では、錆が心配です。

ラヴドラムのメンテ用に、メーカーは『CLP社のFrogLube』を推しています。これは軍隊の銃火器をメンテナンスする用のオイルで、そっち方面での品質は保証済みです。

あるいは街のちょっと大きな楽器店に行けば、トランペットなど金管楽器やギターの金属パーツのためのコーティング剤があります。

『フェルナンデス社のSURFACE PROTECTOR 956』などが入手しやすいでしょう。

それと包丁や工具を包む茶色い紙――『防錆シート』というのがあります。紙にしみこませた成分が揮発して、金属表面に皮膜を作り、錆を防ぐという効能です。

これは特に、メンテできないラヴドラムの内側を守ってくれるでしょう。演奏しないときは、ラヴドラムと一緒にシンバルのバッグに納めておくといいでしょう。

防錆シートは、金属によっていろんな種類があります。包丁や工具用――鋼鉄用の防錆シートがよいでしょう。

残念ながら、ラヴドラムには専用のバッグがありません。24"のシンバル用のバッグが使えそうです。

ラヴドラムはまだ日本での運用実績が乏しく、勝手の分からない楽器です。ツイッターなどで、ユーザー同士の情報交換を活発にしたいところです。

製作:ラヴドラム社(ロシア)