変わった楽器、珍しい楽器の販売

カイオワ・コマンチェ族スタイルのインディアンフルートです。
"ラヴフルート"というのはインディアンフルートの別名です。インディアンの男性が女性にプロポーズするときに唄を作って捧げるからラヴなんです。

聴く人の心を引きつける美しい音色

唇に当ててふうっと吹けばすっと鳴る。たったそれだけです。まっすぐで、それでいておおらかな音色。カイオワ・ラヴフルートはあなたの息づかいを…ため息でさえ…音に変えて世界に還元します。カイオワ・ラヴフルートを吹いているとき、あなたは世界に働きかけていると実感するでしょう。その音は減衰しながらどこまでも伝わっていって、人々に気づかせます……あなたが今そこにいると。

インディアンフルートの理想の音色、と言わせてください。
私はいろいろなメーカーのフルートを他に７本持っていますがそのどれよりも素晴らしい音がしました。

» 私が公園で吹いているフルートの音です(クリックしてください)
» 私のフルートもう一本、これは音が高め(クリックしてください)

素材を活かした美しい外観

カイオワ・ラヴフルートの素材はフロリダの竹です。フロリダの明るい太陽の光を浴びてすくすく育った長い長い竹を、絶妙のタイミングで伐採し加工しました。この素朴ながら美しい外観はいつまでも見飽きることがありません。表面仕上げには以下の３種類があります。

スターリーナイト

見あげれば夜空一面に熾える星々と、地上から立ちのぼる魂の群れ……生まれた星たちと還った魂が邂逅するところ。むせかえりそうなほど濃厚な生命に満ちた世界を表現しました。

土星に木星、星雲や帚星など、いろいろな彫刻が楽しい。

ダーク＆カーブ

何処とも知れない場所。赤みがかった闇の中にぼんやりと見えるのは一本の木と、ローソクのように白い月だけ。いつまでも明けることのない夜の中で、木と月は、はめこまれたように動きません。銅版画のように静まりかえった、孤独で寂しい印象。

黒く焼いた地の上に簡単な幾何模様と絵を彫刻しました。

ナチュラル

竹の素肌の美しさをそのまま生かした外観です。真っ白だったり縞になっていたり、同じ柄は一本もありません。写真写りが一番よいのは、実はナチュラルだったりします。

初心者にも吹きやすい５つの指穴

カイオワ・ラヴフルートは指穴が５つしかないので運指が簡単です。特に初心者にお勧めします。巷には指穴が６つのフルートもありますが、５つ穴でも６つ穴でも出せる音に違いはありません。６つ穴のフルートで出せる音はすべて５つ穴のフルートでも出せます。普通のドレミファの曲も吹けます。
» ドレミファ音階の運指表はこちら

表現力が広がる切り落とし型の吹口

吹口の形の違いはデザインの違いだけと思っていませんか。その考えは改めてください。吹口の形によって表現力が違います。切り落とし型の吹口は普通のリコーダーのようにくわえるのではなくて、唇を当てて吹きます。だから唇で息を区切る「ぷー」の音を出すことができます。これはいかにもインディアンフルートっぽい音色で、おっとりした曲を吹くときにぜひお勧めです。もちろん、切り落とし型の吹口は普通の細い吹口でできる表現はすべてできます。

切り落とし型の吹口を勧める理由は他にもあります。
切り落とし型の吹口はメンテナンスが簡単です。フルートを吹くと息に含まれる水分がどうしても結露してフルートの中に溜まります。切り落とし型の吹口なら布を巻いた棒をつっこんで内部を拭けばＯＫ。でも細い吹口だとそうはいきません。どうすればいいのでしょう、私は知らないです。

オクターブ上のファ#の音まで出る！

インディアンフルートはもともと音域のせまい笛です。確実に出せるのは最初のオクターブまで、上のオクターブが鳴ればラッキー。カイオワ・ラヴフルートではオクターブ上のファ#の音まで出すことができるクラス「ホワイトピーク」をご用意しました。ゆったりと静かに流れるメロディーの中に鋭い高音を入ることにより曲の印象を引き締め、聴く人にインパクトを与えることができます。

また音域が広がることによって通常と異なる音階を使うこともできるようになります。今までのインディアンフルートにない新しい世界が広がります。
» インディアンフルートの変わった音階
» Joseph Fire Crowの曲を吹きたいなら

【商品：カイオワ・ラヴフルート】

普通にインディアンフルートの曲を吹くならこれで決まり。おっとりしていて、それでいて力強く美しい音色。音域は「ラドレミソラド」。

• G-key … ふつうのソの音から始めて「ラドレミソラ」
• ギターなどと合奏するときはギターのチューニングをフルートに合わせてください。

【商品：カイオワ・ラヴフルート・ホワイトピーク】

通常のインディアンフルートの音域が「ラドレミソラド」であるのにたいして、ホワイトピークは「ラドレミソラド＋レファ#」という音域です。たった２つ音が多いだけ？でも基本的に１オクターブのみで演奏するインディアンフルートにおいては「かなり高い音！」という印象を与えます。

それよりむしろホワイトピークが真の実力を発揮するのは、通常と異なる音階を使って曲を演奏するときです。例えばインディアンフルート演奏者ジョセフ・ファイヤークロウは「ソラドレミソラ」という変則音階のフルートを使いますが、彼の曲もホワイトピークなら演奏できます。他に例えばこのページの最初にアップしているデモ演奏（音の高い方）も変則音階「ソラシbドレミファソラシbド」を使っています。今までのインディアンフルートにない不思議な雰囲気の曲です。

• G-key … ふつうのソの音から始めて「ラドレミソラ」
• ギターなどと合奏するときはギターのチューニングをフルートに合わせてください。