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CH工房のデュエットオカリナⅡ

2つの音が出るオカリナです、1人で合奏ができます。
初心者でも扱いやすいモデルです。

品番品名価格
DBLOC121ポテトG/C
79,898円(税,送料込)

(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
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  • 指穴の数: 左4穴、右4穴
  • 音域: 左1オクターブ、右1オクターブ
  • キー: 左G、右C
  • サイズ: 15.5cm×12.5cm×5.0cm
  • 重量: 184g
  • 材質: 木(種類、木目調は工房まかせです)
  • 付属品: 布ケース、簡単なパンフレット(英語)

扱いやすいデュエットオカリナ

ふつうのオカリナの形をしたデュエットオカリナです。
形だけでなく、他のデュエットオカリナに比べて扱いやすい笛なので、初心者にお勧めできます。

デュエットオカリナは2つの音が出るオカリナです。
1人で合奏ができます。1人で合奏できる笛というのは、古今東西を探してみると意外に見つかるものです。中でもオカリナは、少ない指穴の組みあわせで多くの音を出すことができるので、1人合奏できる笛の中では高性能です。片手だけで完全に1オクターブを演奏できるので、2つの音でハモるときの制限が少ないです。

このデュエットオカリナは、以前から当ショップと取引しているチャーリー・ハインド・インストゥルメンツ(CH)工房の新作です。ハインド氏曰く「ふつうの形をしたデュエットオカリナって珍しいだろう?」。まあ確かに珍しい、今まで見たことがありません。

しかしながら外観のユニークさだけでなく、なかなか優秀ですよ。

片手の指穴が4つずつ、これでそれぞれ1オクターブ演奏できます。不器用な左手側に低音の伴奏管を割りあてて、右手側に高音のメロディ管を割りあてました。左右の管の音程は完全四度(ソとドの関係)になっていて、2つの音でハモるには理想的です。

ってこれはノース・カントリー・ワークショップ(NCW)工房のデュエットオカリナのスペックとまるっきり同じです。実際、この新しいデュエットオカリナとNCWデュエットオカリナは、まったく同じ運指で演奏できます。

NCWデュエットオカリナは最近は、熱心な演奏家がYouTubeでたくさんの運指表を紹介しています。専用の楽譜や運指表が売られていないデュエットオカリナにとって、これらの運指表がそのまま参考になる、というのはなかなかの強みでしょう。

一芸は身を助ける

「笛の音は1つだけ」という先入観がありますから、デュエットオカリナの1人合奏は大インパクトです。使い回しのきく曲を1つだけでいいからマスターしておけば、結婚披露宴の出し物や忘年会の余興、パーティや送迎会の席など、いろいろなシーンで活躍してくれることでしょう。

なんというか、ちょっとハモってみせるだけで客席騒然ですよ。
ふつうのオカリナのように単音で吹いて、サビの部分だけちょっとハモってみせても、(こんなに拍手もらっていいの!?)とこっちが恐縮するくらい大受けします。

初心者に特にお勧め

このデュエットオカリナは、強く吹いても音が割れにくいです。
初心者はどうしても力一杯吹いてしまうので、そういう意味で、初心者でも最初から気持ちよく演奏できるでしょう。

逆に言うと、息切れしやすいです。
単音で吹いたときにちょうどよい息の量になっているので、2つの音を出すと頻繁に息継ぎすることになります。上級者は、ここをどうするかが腕の見せ所でしょう。

それとコンサートピッチは近似値です。
この手のオカリナの宿命というか、4つの指穴で8つの音を表現しますから、どうしても無理があります。耳のよい人だと気になるかもしれません。私もどうかすると、気温の問題か、気になるときがあります。気にならないときもあります。

運指はNCWデュエットオカリナと同じ

デュエットオカリナの運指です。
これはNCWデュエットオカリナの運指とまったく同じです。ですからYouTubeに投函されているたくさんのNCWデュエットオカリナ用の運指表がそのまま使えます。

NCW工房は最近はほとんど仕事をしていません。
対してCH工房は勤勉なので、このデュエットオカリナは比較的に入手しやすいです。 「ほんとうはNCWデュエットオカリナが欲しいんだけど、代わりにこちらを入手しよう」という判断も現実的だと思いますよ……値段がすごいですけど。

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製作:チャーリー・ハインド (北米)