ごめんなさい。販売終了した楽器の入荷は絶望的です…
後悔しそうな楽器はメーカーが生産終了する前に入手しておいてください。

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ネイティブ・ラブフルート

ネイティブ・ラブフルートは北米のインディアンフルート工房です。
ここのフルートは他のメーカーよりもかなり口径が太くて、独特のおっとりした音色がします。

この工房は2013年の秋頃に突然に卸売りをしないことを宣言しました。世界楽器てみる屋の開店当時からずっと付き合ってきた工房であるだけに、とても残念な結末です。

因みに工房自体は健在ですよ、うちと取引しなくなったというだけで。
ネイティブ・ラブフルートのフルートがどうしても欲しいという人は、自分で直接購入してください。
»ネイティブ・ラブフルート


イーグル・ボーン・ホイッスル

この5つの指穴のタイプのイーグル・ボーン・ホイッスルは2年前にメーカーが生産終了しました。今では入手は絶望的です。という前提をご理解ください。

鷲の骨で作った笛です。鷲の叫び声のような甲高い音です。
» イーグル・ボーン・ホイッスルを吹いてみました

品番品名価格
NLFT101a最上級、中古★2
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT101x処分品★1
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT101イーグル・ボーン・
ホイッスル
----円(税,送料込) 販売終了
  • 指穴数: 5つ
  • キー: 出来なり
  • 音域: 1オクターブ+2音
  • 材質: 陶器(これはレプリカです)
  • 長さ: 12cm
  • 重量: 40g(下げ紐含)

★1 処分品
世界楽器てみる屋の主人――つまり私だったら辛うじて『もののけ姫』を演奏できますよ、という品質です。音が掠れたり、運指どおりのドレミが鳴らなかったりします。強く吹いたり弱く吹いたり、指穴を少しだけ塞いだり、とにかくいろいろ工夫して演奏してください。

★2 最上級、中古
世界楽器てみる屋の備品です。かつて沢山のイーグルボーン・ホイッスルを仕入れた中から(これは客に売りたくない、私が使う!)と選んだ2本です。これでYouTubeの『もののけ姫』と『テルーの唄』を演奏しました。これらの動画製作のために演奏しただけで、結局ほとんど吹いていません。

鷲の翼の骨で作った笛です。
鳥や獣の骨は笛の材料として、昔から世界中で利用されてきました。北米の先住民はこの鷲の骨の笛を、狩りの合図や祭事・祈祷、楽しみのために吹いてきました。

小学校のリコーダーのように吹けば鳴ります。鷲の叫び声のように甲高い音色です。指穴は表に4つ、裏に1つ。音域も音階もふつうのインディアンフルートとほぼ同様です。高音のインディアンフルートとしてお楽しみください。

残念ながら、この笛は陶器製のレプリカです。
本物を作るにはロッキーの大空を舞う鷲を撃ち殺さなければならないわけで、だから自然保護にご協力お願いします。

材質が陶器なので落とすとパキっといきます。必ず首に下げて使ってください。首から下げるとなかなかインパクトのあるアクセサリになります。このネックレスが似合うファッションって、いったいどんなでしょうか。

» イーグル・ボーン・ホイッスルの吹き方はこちら
製作:ネイティブ・ラブフルート(北米)


ネイティブ・ラブフルート(販売終了)

北米インディアンの笛です。一日の終わりのリラクゼーションのために。
» ビッグベアを吹いてみました
» Eキーを吹いてみました
» Gキーを吹いてみました
» Aキーを吹いてみました
» ダイアトニックを吹いてみました

品番品名価格
NLFT003ビッグベア(LowD)
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT001トライアル(E)
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT004トライアル(G)
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT002トライアル(A)
----円(税,送料込) 販売終了
NLFT005ダイアトニック(LowC)
----円(税,送料込) 販売終了

» ネイティブ・ラブフルートの吹き方はこちら

  • 指穴の数: 5穴、ストラップをはずすと6穴
  • キー: ビッグベアはlowD管、トライアルE,G,AはそれぞれE管,G管,A管
  • 音域: 1オクターブ+1音
  • 材質: アカスギ、クルミ(工房まかせ)
  • 長さ:ビッグベアは65cm、トライアルE,G,Aはそれぞれ58cm,50cm,44cm
  • 重さ:ビッグベアは332g、トライアルE,G,Aはそれぞれ190g,160g,148g

求愛の笛

インディアンフルートは北米インディアンに伝わる縦笛です。ネイティブアメリカンフルートと呼ばれたり、男性が愛する女性にプロポーズするとき唄を捧げる風習から、ラヴフルートとロマンチックに呼ばれたりしています。

ネイティブラブフルートは北米の世界遺産ヨセミテ国立公園に近い、美しい自然に囲まれた工房で製作されました。装飾を排したシンプルな外観が木目の自然な美しさを引きたてます。標準のインディアンフルートよりもかなり太い管を採用していて、よりインディアンフルートらしい、おっとりした音色です。

吹けば鳴る

腹式呼吸がどうだとか難しいことはさておき、まずはネイティブラブフルートを手にとって、深呼吸するようにゆっくり息を吹きこんでみてください。ネイティブラブフルートはあなたの呼びかけに応えて、穏やかな音色を響かせるでしょう。ネイティブラブフルートは誰でも鳴らせます。習得の易しい笛です。五音階という特殊な音階★になっていて、適当に指を動かしても曲になって聞こえます。ネイティブラブフルートを唇に当てて、そのときのフィーリングを音に変えて、自由に楽しんでください。

★ 五音階という特殊な音階
ネイティブラブフルートは五音階という、次のような特殊な音階になっています。
○…指穴をあける、●指穴をふさぐ

ネイティブラブフルートの音域はほぼ1オクターブです。2オクターブ目のドの音は、出ますが不安定なことがあります。ドより高い音は…出ません。これはネイティブラブフルートにかぎらず、インディアンフルート全般の特徴です。

リラクゼーションのために

煩わしかった一日の終わりにネイティブラブフルートを手にとって、目をつぶって静かに息を吹きこんでください。

穏やかな音色に耳をすませると、インディアンたちの住む世界―北米の大自然―が見えてきます。木もれ日でまだらになった静かな林、風になびく広い草原、急流の轟く深い峡谷、ワシの舞うどこまでも高い空…ネイティブラブフルートの音色はそんな音色です。

ネイティブラブフルートでは難しい演奏技術は要求されません。ふうーっと一つの音だけ出してみる、飽きたら別の音を出してみる。気にいったフレーズができたら繰りかえし吹いてみる…そんな楽器です。

アウトドアに

自然の中で演奏する…ネイティブラブフルートほどこれにぴったりの笛もないでしょう。大型の笛ですが、持ち運びに余裕があればぜひ山や森で吹いてほしい。渓谷や岩場、鍾乳洞など反響のよい場所は絶好のロケーションです。木霊とたわむれながら演奏すれば、北米インディアンたちが笛の音に何を聴いていたのか…実感できるはずですよ。

ビッグベア(LowD管)

ビッグベアはバードの形が熊のシルエットになっています。となりのソプラノリコーダーと比べてみてください。ごんぶとです、ソプラノリコーダーがすっぽり中に入ってしまいそうです。(本当に入ります。)指穴の位置が吹口に近いので大きいわりには指穴を押さえやすい。息の乱れを整えるインディアンフルート独特の機構―空気室―も大きいので、音の立ちあがりと終わりがおっとりしています。ゆったりした曲むき。

トライアル(E,G,A管)

トライアルはプロ用の音色と操作性をそのままにお求めやすい価格になっています。
★ 2011年にE管の意匠だけ下のように替わりました。これはクルミ材かな。


ダイアトニック(LowC管)

西洋音階のインディアンフルートです。ふつうのインディアンフルートが五音階「ラドレミソラド」なのに対して、ダイアトニック管は西洋音階「ドレミファソラシドレミファ」になっています。音域も若干広いです。

メアリー・ヤングブラッドがよくこのタイプのフルートを使って演奏します。あるいはジョセフ・ファイヤークロウが特殊なインディアンフルート「ソラドレミソラ」を使いますけど、このようなふつうのインディアンフルートでは吹けない曲を吹くことができます。
運指はふつうのインディアンフルートとぜんぜん違います。
» ダイアトニックの運指はこちら

  • ダイアトニック管のキーはlowC、コンサートフルートと同じ高さです。
  • ダイアトニック管の長さは61cm、指穴の間隔はビッグベアよりも広いです。

» ネイティブ・ラブフルートの吹き方はこちら
製作:ネイティブ・ラブフルート(北米)