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Earth Tone アナサジフルート

北米先住民族の遺産。古代の音色が現代によみがえる。
アナサジフルートを吹いてみました(B管)↓

品番品名価格
ASTFL008縞柄メイプルF#管、
孔雀石リング
----円(税,送料込) 販売終了
ASTFL007アカスギA管、
孔雀石リング
34,668円(税,送料込) 販売終了
ASTFL006アカスギB管、
孔雀石リング
----円(税,送料込) 販売終了
CLROD001掃除棒(ロング)
3,780円追加
BWAX001蜜蝋ワックス10ml
324円追加

(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
» アナサジフルートの吹き方はこちら

1400年前の古代笛

アナサジフルートは北米アリゾナ州のアナサジ洞窟遺跡から出土した、1400年前の古い笛です。博物館の倉庫で埃をかぶる運命だったアナサジフルートを、コヨーテ・オールドマンが蘇らせました。緑の大地のような豊かな低音と、蒼天に舞いあがるような晴れやかな高音がほんとうに美しいです。

超絶難易度、日本人のプロ皆無

なんか指穴の位置がすごいですね。アナサジフルートは長い長い木管の縁に切りこみを入れただけという、原始的な構造です。音を出すこと自体が極めて難しいため、演奏家はほとんどいません。北米のプロだとコヨーテ・オールドマンとスコット・オーガストの二人くらいですか。

もちろん日本には、プロの演奏家はいません(2015年7月現在)。
日本の笛のプロでは雲龍さんがアナサジフルートを演奏します。忘れるところでした、危ない危ない。ふつうのインディアンフルートは、大手企業の販売代理店が日本に出来たこともあって、けっこうあちこちのステージで見かける、ありふれた楽器になってきました。好きな人はそろそろみんな持っていますから、ここらで腰を据えてアナサジフルートを練習して、次のステージでは他のミュージシャンと差別化を図りたいところです。

現代の楽器として完成された逸品

アーストーンのアナサジフルートは、スコット・オーガストがプロデュースしたフルートです。いくつかの工房が製作しているアナサジフルートの中で、楽器として最も完成しています。反応が速く、大きくはっきりした音です。

F#管はスコットオーガストが好んで演奏する超低音管です。YouTube動画の『Quiet Journey』で演奏している笛がこれ。この腹に響く低音はみんなの憧れですが…大きすぎて、身長が175cm以上ないとまともに演奏できないでしょう。(私の身長は167cmで、かろうじて最低音まで鳴らすことはできました。首と指が攣りそうでした。)。このサイズのアカスギ材が用意できない?とのことで、このF#管だけ高価な縞柄メイプルです。

A管は標準のアナサジフルートG#管よりも半音高いチューニングですが「高い音」というより「明るい音」という印象です。すこし小型なぶんだけ指穴を押さえやすい。

B管は明らかに高い音に聞こえます。アナサジフルートの魅力である低音は少しもの足りませんが息を強く吹きこんだときのシャウトはなかなかのもの。総合的な演奏性能はいちばんだと評価しています。音を出しやすいのでアナサジフルートの入門用としてお勧めできます。

かなり小型なので手の小さな女性でも演奏できるでしょう。
実際、B管のアナサジフルートは日本人女性をターゲットに開発されました。

  • F#管は吹口から一番下の指穴まで70.0cm。身長175cmはほしいところです。
  • A管は吹口から一番下の指穴まで59.7cm。男の人なら吹けると思います。
  • B管は吹口から一番下の指穴まで51.0cm。女性でも吹けると思います。
  • 鳴らせるようになるまで練習が必要です。
  • 木目や模様は多少異なります。

製作:アーストーン・フルート(北米)


Waking Spirit アナサジフルート

北米先住民族の遺産。古代の音色が現代によみがえる。

品番品名価格
ANSZF001トネリコバノカエデ
46,160円(税,送料込)
CLROD001掃除棒(ロング)
3,780円追加

(他の楽器やCDも買うと1,400円引き)
» アナサジフルートの吹き方はこちら

ウェイキングスピリット・フルート工房のアナサジフルートです。

白い木地に淡い木目が美しい。使用している木材は出土品のオリジナルと同じトネリコバノカエデです。吹口が独自に工夫を凝らした形状になっていて、コヨーテオールドマンのフルートの音よりもノイズが少なくなっています。操作性はどっこいでしょうか。

  • 全長77cm、吹口から一番下の指穴まで63.5cm。手の大きな人向き。
  • コンサートフルートよりも更に低いG#キーです。
  • 鳴らせるようになるまで練習が必要です。
  • トネリコバノカエデ製。木目の模様は多少異なります。

製作:ウェイキングスピリット・フルート(北米)


古代アナサジフルートについて

歴史

アナサジフルートは北米アリゾナ州のアナサジ洞窟遺跡から出土した1400年前の笛です。本物はもちろん博物館に納められていて、当ショップで販売しているのはレプリカです。

北アメリカ大陸に昔から住んでる人々、つまり北アメリカインディアンたちが「昔から住んでいる人々」と呼ぶ先住民族がいました。

今はもうどこかへ消えてしまって、渓谷の壁画や泥レンガの遺跡だけが残っています。写真はクリフパレスの遺跡。
アナサジフルートはこれよりさらに昔の、竪穴式住居の時代の笛です!

1931年に調査団がそれらの遺跡を発掘していたとき、洞窟で4本の笛を発見しました。トネリコバノカエデの木管に指穴をあけただけの素朴な縦笛は、先住民族―アナサジ―の遺跡で見つかったことから、『アナサジフルート』と呼ばれるようになりました。

笛を吹く精霊、ココペリ

アナサジフルートと同時代の壁画に、楽しそうに笛を吹く男の姿があります。『ココペリ』と呼ばれている彼は、笛を吹いて春を呼び、雨を降らせて山野に緑を芽吹かせる精霊だと信じられています。

このココペリの吹いている笛がアナサジフルートだろうと言われています。

アナサジフルートについて

アナサジフルートは木管に指穴を開けただけの素朴な縦笛です。全長は77cmと、かなりの長尺でコンサートフルート(Cキー)よりも更に低いG#キーです。小柄な人では指が届かないでしょう。

吹口は尺八と同じように、管の端を切りおとしただけの簡単な構造です。尺八と同じように鳴らします。だから鳴らせるようになるにはかなりの練習が必要です。

指穴は笛の表に6つ、しかし2オクターブ目は音階の半分を倍音―息を鋭く吹いて裏がえった音―で鳴らします。倍音はスピーカーのハウリングと同じ性質の音なので、ものすごく高い音が鳴っているように耳を錯覚させます。

この長尺を活かした豊かな低音と倍音を使った華やかな高音が、アナサジフルートの魅力といえるでしょう。

アナサジフルートの鳴らし方、吹き方

アナサジフルートの熱心な伝道者、スコット・オーガストさんの手によるガイドブックです。
» 詳細はこちらのカタログページで

アナサジフルートの鳴らし方や吹き方について、当ショップのブログに連載しています。
演奏のむつかしい楽器です、ぼちぼちのペースでおつきあいください。
» アナサジフルートの吹き方にはこちら


演奏に必要な手のひらサイズ

アナサジフルートは大型の笛なので、演奏するためにはある程度の大きな手のひらが必要です。

図は、右手・左手の指穴を押さえる位置です。

標準的なG#管の場合、左手の指穴の幅は7.5cm、右手は6.7cm。実際に自分の手に定規を当ててみて、らくらく大丈夫なら演奏できると考えていいです。


掃除棒

笛を吹いていると、息に含まれる水分が結露して笛の中がびしょびしょになります。竹笛や木の笛にはある程度の湿り気が必要ですから、私は30分ほどの演奏であればそのまま放っています。でも水滴がぽたぽた落ちるほど濡れているなら中を拭いた方がよいでしょう。

小さな笛の場合

小さな笛(C管etc)であれば小学校のソプラノリコーダー用の掃除棒が使えます。街の楽器屋で200円くらいで売っていますし、家の押し入れを探すと案外見つかるかもしれません。プラスチックの掃除棒の先に布をはさんで、笛に突っこんで水滴を拭きとります。

大きな笛の場合

大きな笛(G管、LowD管etc)の場合はソプラノリコーダー用の掃除棒では足りません。

写真は『YAMAHAフルートクリーニングロッド・ロングタイプ 』という製品です。コンサートフルート用の掃除棒で、二本の棒をジョイントで繋ぐと70cmの長さになります。これは小さな楽器店では販売していないかもしれません(注文すれば取り寄せてもらえるはず)。

わざわざ街まで買いに行くのも面倒くさい、という方は当ショップにてお求めください。

『YAMAHAフルートクリーニングロッド・ロングタイプ 』にはきれいなクリーニングクロスが付いていますが、あんまりきれいで使うのがもったいないので、私は薬局で包帯を買って使っています。


蜜蝋ワックス

ミツバチの巣を溶かしてつくった蜜蝋(みつろう)に荏胡麻油を配合しました。
蜜蝋は高級な自然塗料として昔から木製家具や食器の仕上げに使われてきました。楽器の表面を輝かせ、汚れを防ぎます。

  • 楽器の表面を上品に輝かせます。
  • 防水効果があります。汚れを防ぎます。
  • 植物繊維にはそれほど染みこまないので、繊維を強化する効果は期待できません。

がっつりお手入れ

楽器の表面が輝いている間は必要ありません、こまめにお手入れしても意味ないです。半年…1年に1回すればいいです。

  1. 蜜蝋ワックスを指先にほんとうにほんのちょっとだけ!! とります。
  2. 両手ですりあわせて蜜蝋ワックスをのばします。
  3. 楽器を両手でゴシゴシこすって蜜蝋ワックスを広げます。
  4. キッチンペーパーで余分な蜜蝋ワックスをしっかりと拭きとります。
  5. 新しいキッチンペーパーでみがきます。
  6. 1日そっとしておきます。

アナサジフルートの演奏 onYouTube

Jan Seiden & Michael Graham Allen

アナサジフルートを復元した本人マイケル・グラハム・アレンとジェン・シーデンによるアナサジフルートのデュオ。美しい音色。

Anasazi Remnants by Jan Seiden

ジェン・シーデンによるアナサジフルートの演奏。

Anasazi flute Noodling

スコット・オーガストによるアナサジフルートの演奏。
ここでスコットが演奏しているのはlowF#管という超低音のアナサジフルートです。この腹に響く低音は魅力ですが…身長175cmくらいないと演奏は難しいと思います。私の身長は167cmで、かろうじて最低音まで鳴らすことはできました。首と指が攣りそうでした。

『アメイジンググレイス』 - Coyote Oldman FluteのG#管 -

私の演奏です。

『五木の子守唄』 - Coyote Oldman FluteのG#管 -

私の演奏です。