オーバートーンフルートの遊び方
1.リズミカルに吹く
オーバートーンフルートは笛ですが、メロディー楽器というよりリズム楽器と思った方がいいです。
サンバホイッスルって知ってますか?リオのカーニバルで、バンドの演奏が騒音で四散しないように「ピィーピ!、ピッピキ!!」と調子を取っているあのホイッスルのことです。あれは笛ですが、使い方はリズム楽器でしょう。
オーバートーンフルートも同じように、まずはメロディーを吹くことを忘れてピッピキと調子よく吹いてみてください。太鼓や他の楽器と合わせるときはこれだけで楽しめます。
2.強弱をつけて吹く
ピッピキとリズミカルに吹きながら息に強弱を付けてみてください。強弱にあわせて音程が変わって、メロディーっぽく聞こえます。ちょっとグレードの高い演奏になります。
3.同じフレーズを繰り返す
同じリズム、同じ息の強弱を繰り返します。がぜん曲っぽく聞こえるようになります。時々間違えるかもしれませんが、間違えたら、すかさず今度は間違えたとおりに繰り返してください。こうしてどんどん曲想が変化していきます。
4.決めフレーズをあみだす
オーバートーンフルートを吹いているうちに「ん、今のかっこいいかも」と思うフレーズができます。これを意識して練習していつでも吹けるようにしてください。適当に吹きながら要所に決めフレーズを繰り返し入れると曲に区切りがついて、りっぱな曲になります。