デュエットオカリナ
同時に二つの音を鳴らすことができます。一人で合奏ができるオカリナです。
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» デュエットオカリナ(ソプラノ)を吹いてみました(伴奏付)
品番 | 品名 | 価格 |
---|---|---|
DBLOC002 | (テノールG-C) | |
DBLOC001 | (アルトD-G) | |
DBLOC003 | (ソプラノG-C) | |
DBLOC011 | ガイドブック(英語) |
(「郵便で配達」なら600円引き、他の楽器やCDも買うと1,300円引き)
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- 指穴の数: 左4穴、右4穴
- 音域: 左1オクターブ、右1オクターブ
- キー(テノール): 左G、右C
- キー(アルト): 左D、右G
- キー(ソプラノ): 左G、右C
- サイズ(テノール): 16cm×10.5cm×4cm
- サイズ(アルト): 13cm×8cm×3cm
- サイズ(ソプラノ): 10.5cm×6cm×2.5cm
- 重量: テノール260g、アルト136g、ソプラノ69g
- 材質: 木(種類、木目調は工房まかせです)
- 付属品: 布ケース、簡単なパンフレット(英語)
笛の表現力は人間の歌声に匹敵すると言われていますが、ピアノやギターのように和音を出せる楽器がちょっとうらやましかったりします。そんな笛吹きたちのコンプレックスをなだめてくれるアイテムがこのデュエットオカリナ。★1
4穴のオカリナを二つ合わせた形をしていてます。片手だけで1オクターブ演奏できますから、両手で独立した二つのメロディーを奏でることができます。 左手側はDキー、右手側は4度上のGキー。★2 結果、ぜんたいの音域が1オクターブ+3音あるというのもありがたい。
左右のオカリナはぴったり調律されていて、いっしょに吹くと見事にハモります…これがなかなか気持ちいいっ。
★1 「デュエットオカリナ」によく似た楽器に韓国産のダブルオカリナがあります。あれは大小のオカリナを一つに合わせることで、オカリナの音域の狭さを解決するものです。ふつうのオカリナの倍の音域をカバーしますが、一人合奏するのは本来の使い方ではありません。(できることはできます。)
★2 アルトオカリナの場合の話。テノールとソプラノは左手側がGキーで右手側が4度上のCキー。
デュエットオカリナの吹き方
デュエットオカリナの吹き方についてブログで連載しています。
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デュエットオカリナにはごく簡単な英語のパンフレットが付属します。
これにはドレミ…の運指と2,3のアドバイスが記されている程度です。有料のガイドブック(これも英語)には和音の運指表と短音・和音の簡単な歌集が付いていて、今のところこれがいちばん詳細です。といってもわずか29頁のささやかなガイドブックですから、あとは自力で研究することになるでしょう。
- まず、短音でメロディーを吹けるようになる
- メロディーに最低限の伴奏をつける
- 伴奏を少しずつ複雑にしていく
これでけっこういけると思います。(私はダブルホイッスルをこうやって吹きました。)
最低限の伴奏とはたとえば『アメイジンググレイス』は、ドの音をずっと鳴らしっぱなしで基本OKです。これをドローンと言います。そんなラッキーな曲でなくてもまず、ドの音だけずっと鳴らしてみる。で、どう聞いてもおかしいという部分だけ別の音に変えていくという方法はどうでしょうか。
あるいは両手の指を同じに動かすと、二つのメロディーが完全四度でハモります。これはアンデス地方の笛の合奏で聞くことができます。野蛮な雰囲気です。ここから始めて、違和感を感じる部分だけ別の音に変えていくとか。
和音を鳴らすだけでもきれいなので、すらすらとあざやかに演奏できなくても楽しめると思っていますけど。
製作: ノース・カントリー・ワークショップ (北米)